We know
「とりあえず、乾杯しようぜ!」
奏太の言葉に俺たちはうなずいて、グラスを持った。
「え~それでは、幸望ちゃん音頭よろしく!」
「私!?奏ちゃん無茶ぶりですよ~…」
しぶしぶ立ち上がり、コホン、と咳払いをする幸望。
「えっと、それでは…。翔、優奈さん、改めてご結婚おめでとうございます!これから幸せな家庭を築いてください!乾杯!!」
「「「「かんぱい!」」」」
チン、とグラスをぶつける。
俺の隣でニコニコしながら、カクテルに口をつける優奈。
「…あんま飲みすぎるなよ」
優奈の頭に手を置いて、そう言った。
他の3人がニヤニヤしながら見ていたのは、気づかないふりをして。