空のギター
幸せな気分が周りにも移ったところで、タイミングよく終わりを告げるBGMが流れ出した。ステージに大集合したゲスト達を一瞥した司会の女性が、マイク片手にエンディングへふさわしいMCを始める。
「本日のゲストは、彩音翼さん・Poolsideさん・キャロルの皆さん、そしてQuintetの皆さんでした!ありがとうございました!!来週のゲストは……」
──番組収録を終えた五人は一旦事務所に戻り、休憩室へと足を運ぶ。疲れた体には、水分や食べ物が必要なのだ。すると、休息を取っていた五人の元に突然大勢のスタッフ達が現れた。彼、彼女らは全員大きめの段ボールを抱えており、その後ろでは銀縁の眼鏡をクイッと直す動作をした硝子が、「名前別に分けて置いてやってね!」と手ぶらで指示を出している。
この箱の大群は一体……そう思っているであろう五人をよそに、スタッフ達は「これは紘君ね」、「風巳君の、ここに置いとくよー?」などと言い、全てを運び終えたらあっという間に居なくなってしまった。硝子は廊下に向かって「ご苦労様ー!今度みんなにご飯おごるから!!」と叫び、漸く五人と目を合わせる。そして、ニコリと口角を上げた。
「本日のゲストは、彩音翼さん・Poolsideさん・キャロルの皆さん、そしてQuintetの皆さんでした!ありがとうございました!!来週のゲストは……」
──番組収録を終えた五人は一旦事務所に戻り、休憩室へと足を運ぶ。疲れた体には、水分や食べ物が必要なのだ。すると、休息を取っていた五人の元に突然大勢のスタッフ達が現れた。彼、彼女らは全員大きめの段ボールを抱えており、その後ろでは銀縁の眼鏡をクイッと直す動作をした硝子が、「名前別に分けて置いてやってね!」と手ぶらで指示を出している。
この箱の大群は一体……そう思っているであろう五人をよそに、スタッフ達は「これは紘君ね」、「風巳君の、ここに置いとくよー?」などと言い、全てを運び終えたらあっという間に居なくなってしまった。硝子は廊下に向かって「ご苦労様ー!今度みんなにご飯おごるから!!」と叫び、漸く五人と目を合わせる。そして、ニコリと口角を上げた。