Blue Bird
そのあまりに綺麗な笑顔に思わず身震いする。事件の話をするというのにどうして笑ってるのだろう。だがここで怯んではいけない。用意していた言葉を話し始める。


「はい。お話しした通り事件現場で最初に被害者が襲いかかるのを止めたのは優奈さんだとお聞きしたので」


「そう。私。あいつ突然入ってきて私たちを見回したかと思うと、急に大翔に襲いかかったから咄嗟に止めに入ったの」


「その時の状況を詳しく教えていただけますか?」
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