Blue Bird
「大翔、突っ立ってないで座ったらどうだ。それから扉も閉めてくれ。夜は冷える」

俺の質問には答えず淡々と告げる遼司さん。


遼司さんは昔からお世話になっている人だ。陸も俺もこの人には助けられた。それ故にこの人には頭が上がらない。

俺は仕方なく言われた通り大人しくカウンターに座った。


静かな店内。今日は閉めていたのか客もいない。


「で、何が聞きたい」

しばらくして俺の前にカクテルを出して遼司さんが聞いてきた。
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