俺様上司は、極上の男!?
「朋子が言っちゃったみたいだな」


電波の向こうでは裕太が言った。
なぜか、呆れたような、憤慨したような声音だった。

自分の知らないところで女二人が話を進めていて、気まずかったのかもしれない。


「どうなってるの?」


私はそれでも冷静に聞いた。
納得させてもらわなきゃいけない。
しかし、私を裏切った男が、私を満足させる回答など持ち合わせているわけはなかった。


「朋子と付き合ってる。以上だよ」


「二股かけてたってこと?」


私の詰問口調に、裕太がため息をつくのが聞こえた。


「おまえには悪いけど、朋子とは本気だから。ちゃんと結婚も考えてる」


その言葉は
ガツンと
痛かった。

私とは本気じゃなかった?2年半も?
結婚は考えられなかった?
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