また、君を笑わせよう
「これだから君は…怪我がなかったのはいいとして、もうそんな喧嘩をふるようなことは言わないでください。わかりましか?」



「はい。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。」



こってり怒られ、しゅんとなる。



「お叱りはこのぐらいにして、これが注文した物ですね。受け取ってくれてありがとうございます。」



叱られたが、すべきことを成し遂げたのは嬉しい。



常紋さんにお礼を言ってから部屋を出た。



その後、倒れこむように寝たのは言うまでもない。
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