海までの道 ~あなたと私の距離~
『先生、この前はありがと。実は二人に感謝の気持ちをこめて、プレゼントがあるんだ』
こう言って、私はストラップを二人に渡した。
「かわいい」
柚葉は愛おしそうに見つめていった。
『かわいいでしょ。海で拾った貝で私が作ったの』
「すごいな。お前が作ったのか?たしか、これタカラ貝だよな。俺の田舎じゃ、ねこじゃ って呼んでたんだ。なんでかなぁ。丸っこいところが猫の背中に似てるのかなぁ」
タカ先はなつかしそうに話した。
私は、海であったことや、マスターのこと、ストラップの願いのことも話した。