涙〜あなただけが〜



凄い凄い嘘じゃないんだ



――――――――――――――





またよろしくね!



―――――――――――――



また、ボタンを押せる日が来るなんて


晴人の隣にいれるなんて



信じられなくて涙が出そうだよ





「…ふふっ」





さっきのことを思い出しては
ニヤケが止まらない



「香澄!」




「え?」





突然部屋に入ってきたお母さんはものすごく笑顔だった




「学校!始まるって!」





「ほんと!?」




悪いことって続くっていうけど
いいことも続くんだね



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