first love
「そういえばアヤも辞めたんだよ。
で、他のキャストも売り上げ全然で、唯一マイさんで繋いでるって感じ。
もう終わりだねってみんな言ってる。
店長は諦めたくないみたいだけど」
店長、今きっと一番つらい。
そんなときにあたしの行動でさらに追い込んだに決まってる。
「……あたしのせい…」
「美華のせいじゃないけど、
でも、みんな美華が戻ってきてくれたらって思ってることは確か。」
「でも、あたし……戻れない……」
「店長を、助けてあげてよ。
もう一度だけ。」
助けてあげたい、
だけどあたしがあの場所に戻ったら
店長を利用してるみたいだ。
それに店長と付き合って辞めたあたしを
みんなが受け入れてくれるとは思えない。
「まぁ、考えておいてよ。
きっと店長も美華に戻ってきてほしいはずだから。」
マナミはそう言って笑った。
戻っていいの?
店長にあんなひどいことしておいて
今更どんな顔して会えばいいんだろう。
もう、あたしがどれだけ結果出してもいつもみたいに「頑張ったな」って言ってくれないんでしょ?
当たり前なのに、
期待してるずるいあたし。
「あとね、あたしずっと気になってたことがあるんだけど……」
マナミが言いにくそうに切り出す。
「何?」
「翔ってうちのキャストに客いる?」
「アヤは通ってたじゃん。
今は、わかんない。
翔はもう切ったとは言ってたけど…」
「なんかね、マイさん美華が翔と沖縄行ったこと知ってたから」
嫌な予感がした。
「アヤと翔がまだ繋がってて、翔から聞いたことを言いふらしてるのかな」
あたしは自分の中で何かが崩れていくのを感じていた。
信じてた、けど少し、やっぱりって思った。
「それ思ったんだけどさ、
もう美華仕事してないのにそれ言いふらしてもアヤになんの得もなくない?」
「確かに」
「あと、前から思ってたんだけど。
昔から翔って美華がベロベロに酔っ払ったりすると飛んできてたじゃん。
もしあたしがアヤなら好きな男に、美華のこと迎え行かせたりしないんだけど」
「……どういうこと?」
「なんかおかしいよね?
翔に美華の情報があまりにも筒抜すぎる。
沖縄の件だって、あたしですら知らなかった情報がもう出回ってるんだよ」
マナミの言いたいことがなんとなく分かった。
「アヤじゃない誰かと翔が繋がってる……?」
で、他のキャストも売り上げ全然で、唯一マイさんで繋いでるって感じ。
もう終わりだねってみんな言ってる。
店長は諦めたくないみたいだけど」
店長、今きっと一番つらい。
そんなときにあたしの行動でさらに追い込んだに決まってる。
「……あたしのせい…」
「美華のせいじゃないけど、
でも、みんな美華が戻ってきてくれたらって思ってることは確か。」
「でも、あたし……戻れない……」
「店長を、助けてあげてよ。
もう一度だけ。」
助けてあげたい、
だけどあたしがあの場所に戻ったら
店長を利用してるみたいだ。
それに店長と付き合って辞めたあたしを
みんなが受け入れてくれるとは思えない。
「まぁ、考えておいてよ。
きっと店長も美華に戻ってきてほしいはずだから。」
マナミはそう言って笑った。
戻っていいの?
店長にあんなひどいことしておいて
今更どんな顔して会えばいいんだろう。
もう、あたしがどれだけ結果出してもいつもみたいに「頑張ったな」って言ってくれないんでしょ?
当たり前なのに、
期待してるずるいあたし。
「あとね、あたしずっと気になってたことがあるんだけど……」
マナミが言いにくそうに切り出す。
「何?」
「翔ってうちのキャストに客いる?」
「アヤは通ってたじゃん。
今は、わかんない。
翔はもう切ったとは言ってたけど…」
「なんかね、マイさん美華が翔と沖縄行ったこと知ってたから」
嫌な予感がした。
「アヤと翔がまだ繋がってて、翔から聞いたことを言いふらしてるのかな」
あたしは自分の中で何かが崩れていくのを感じていた。
信じてた、けど少し、やっぱりって思った。
「それ思ったんだけどさ、
もう美華仕事してないのにそれ言いふらしてもアヤになんの得もなくない?」
「確かに」
「あと、前から思ってたんだけど。
昔から翔って美華がベロベロに酔っ払ったりすると飛んできてたじゃん。
もしあたしがアヤなら好きな男に、美華のこと迎え行かせたりしないんだけど」
「……どういうこと?」
「なんかおかしいよね?
翔に美華の情報があまりにも筒抜すぎる。
沖縄の件だって、あたしですら知らなかった情報がもう出回ってるんだよ」
マナミの言いたいことがなんとなく分かった。
「アヤじゃない誰かと翔が繋がってる……?」