向日葵の事情

まあ、それであたしは晴哉と同じクラスである梓しかあんま喋らない

梓は人懐っこいからあたしに懐いて…
あたしは晴哉に懐いてる…?

いや、世界中が聞いて驚くクールビューティー有馬(そんな通り名はありません)が懐く懐かないとか猫かよ!

…でも、晴哉といると安心するんだ。


「…ねぇ晴哉。ぎゅーっして」

「あ?お前は幼稚園児かよ」

猫じゃなくて人間で良かった

「幼稚園行ったことないしー。幼稚園の代は〇ーバード大学の受験勉強しかしてなかった」

あー、懐かしい。
隠し子であるあたしが会社の後継者である為、世界に認められるよう頑張ったな


「「「「え、ハ〇バ〇ド大学!?」」」」


まぁ、こんな金髪がハー〇ードってったら驚くかぁ
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