向日葵の事情

「ほんと…有馬ちゃんって何者…?いくら社長秘書でもハーバー〇はないでしょ」

「おい、梓!こいつ社長秘書って初耳なんだけど!」

まあ落ち着け彩都


「その会社の名前だけでも教えてくれ」

その会社を調べたところであたしの情報は出ないよ真咲



「別に大したもんじゃないよ。ただ、秘書の手伝いみたいなのはしてる」

だってあそこの社員ダメダメすぎ

秘書も仕事全然出来てないし


「なぁ、姫さんよぉ…ちょーいと隠し事多くねぇか?」

「は?別にここの姫になったからって隠し事ダメとか言われてないし」

あたしは晴哉をきっと睨む

二人の間に嫌悪ムードが流れた


それを見ていた梓はオロオロして

「まあ、晴哉もさ、有馬ちゃんの言う通りだし。有馬ちゃんも晴哉は有馬ちゃんのこと思って言ってることだから」

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