美しき少女の闇

「…ッぅ…ど……ヒュー……して…」

「……ふふッ綺麗よお姉さん♪その死ぬ間際の切ない表情が」

お姉さんは、倒れこみしばらくすると動かなくなった

動かなくなった死体を仰向けにし、
腹を切り裂いた

ザクッグチュッ

「ははッ♪
やっぱり綺麗ね……人間の臓器は…
どれだけ汚いことをした売春婦でも血の色は普通の人間と変わらない」

少女はしばらく返り血を浴びたままの格好で死体の臓器を眺めたり、切り刻んだりしていた

「じゃあねお姉さん
やっぱり貴方には血だらけの格好がよく似合うわ」

そう言って少女は、笑顔を浮かべながら
暗闇の道へ消えていった
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