谺する愛


「嫌 僕の傍に居て欲しい。


このままの生活が、僕の最後の生き甲斐だと決めて


お母さんと令子に、


一緒に暮らしてくれないかと、頼んだ僕だよ。



ねえ、令子も悩まずに此処で暮らして欲しいよ。」



小森は真知子と令子に頭を下げて頼んだ。

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