不良な君は私を守る
エピローグ
暁side

私は2人が戦っているのを見ているだけだった。
2人は疲れてきて圧倒的に龍が押されているように見えた。なのに…

かすかに聞こえた龍のこえ、

ごめんな…みんな。そういった声
私には確かに聞こえたんだ。

龍は究極召喚を唱えたんだ。
何が起きてるかなんてわかった。なのに声がでなくて。
寄り添ってあげられなくて抱きしめてあげられなくて。

身体が動かなかったんだ。

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