不良な君は私を守る

君のいる世界


私は目覚めると木の生えた場所に倒れていた。
ここは…?
辺りをちらちらと見渡してみると
下の方に少しまぶしい町が広がっている。

あ…私の町だ…。
帰ってきたんだ…ひとりで…。

私はその場所にたったままぼーっと町を見ていた。
何をするのにも力がわかない気力もわかない。
もういないんだ。

みんなもあっちの世界に行っていたみたいで友達と抱き合ったり恋人同士でキスしたり
そんなの私の前でしないでほしい。

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