不良な君は私を守る

あの時の

私が目を覚ますとそこは学校だった
もう夕方みたいで夕日が教室を照らしてる

周りを見渡してみると…

「…やっと目覚ましたか」

『んなっ!なんでいるの?!』

「な…なんでって…女を一人でおいてくかよ…」

『…ぁ…うん……
あの…龍…』

「…あ?」

『……聞かないの?』

「何を」

『何を…見てきたのか』

「……別に」
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