君と描いた日常-負け組女子高生
それから、北森優子が気付いたのは意外だった。


「最近可愛くなったね、麗華ちゃん。」


体育の授業の準備体操の時、優子の方から話し掛けてきた。


少し優子を見直した。


それは「可愛い」と言われたからではなく優子はきちんと人の顔を見ていたんだな、という自分でもよくわからない感心があったからだ。


化粧のおかげかさだかではないけど、少しずつクラスメイトと話す機会が増えて行った。
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