LIVE TRUE TO ONESELF




「こんなところに一人でいたら、危ないよ。」


後ろから声がした。

慌てて涙をぬぐって、振り返る。
そこには、一条くんが立っていた。


「一条くん…。…なんで?」


「ドアの閉まる音がしたから、来てみた。」


「あ、ごめん。起こしちゃった?」


「ううん、別に。
なんか、寝られなかったんだ。」


「そっか。」


一条くんは、あたしの隣に座った。



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