森田当麻の奇妙事件簿2
当麻は2階に行くと、1つのドアの前で立ち止まった。
「お母さん。ここですか?」
困ったような顔をして、階段を上がってきたばかりの母親に当麻が無表情で聞く。
「は、はい……。」
「……美優さん。いますか?」
当麻が声をかけたが、ドアの向こうは何もいないかのように、し……んとしてる。
「先生。ですから美優は……」
母親が当麻を止めようとしたが、当麻はそれを無視してドアを開けた。