森田当麻の奇妙事件簿2

怖いと思っていたが、大丈夫だった。

「何もなかったね。」

階段を下りながら、美優は隣を歩く飛鳥に言った。

「でしょ?怖い怖いと思ってるから、怖いんだよ。もうすぐだから、早く行こう」

「うん!」

美優がうなずいた、そのとき




トントンッ……






「えっ?」

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