岡本くんの愛し方
「看板やろー」
遠藤くんはそんな私の気持ちを読み取ったのか、看板がおいてある方へ行き、手をおいでおいでとさせた。
「どんな感じにするの?」
私は遠藤くんの隣に座って、真っ白な看板を見る。
「まず、全部真っ黒にしようかなーって。どう?」
遠藤くんって確か、絵がすごい上手でセンスもいいんだっけ…。
「そっちの方がお化け屋敷っぽいね!」
とりあえず私達は、真っ黒なペンキを持ってきて、一面を真っ黒にした。