岡本くんの愛し方
「…だから、触れないでやって」
「了解」
教室の隅の方で、天咲くんと遠藤くんが何か話をしてるみたい。
「2人ともどうしたの?」
「た、小鳥遊ちゃん!何時からいたの?」
「今さっきだよ」
遠藤くん、なんか焦ってる…。
変なの……。
「そっか、お疲れさま!」
「遠藤くんもお疲れ様〜!」
今日はお母さんが早く帰るみたいだから、
急いで帰らなきゃ!
持っていた道具をしまって、私は鞄を持ってみんなにバイバイと言いながら教室を飛び出した。