青空の下で
「琴奈も、はよ。」


「龍・・・うん、おはよう。」





・・・あたしにまで挨拶しないでよ。

話すだけで・・・ううん、見るだけで気持ちが揺らぐから。





ぐっと泣きそうになるのを我慢して、席に座った。

席に座っても、逆効果かもしれないけどね。







あたしは、龍の前の席_

_すなわち、龍の視界に、いやでも入る席だから。




好きな人の目に、少しでも自分が映ってるって考えるだけで顔が赤くなるもん。








ちなみにあたしが一番前の席で、その後ろが龍、龍の後ろが由香・・・っていう席順。












「えーじゃあ今日の朝読書の時間は、先生が出張のため、HRができないので15分とします。」




朝読書をし生きる、図書委員が言う。


やった・・・ラッキー!!
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