歪な愛のカタチ




駅につき

どこに行こうかと悩んでいた

ベンチに座りコーヒーを飲む


どこでもいいんだけど…


そうら考えていたら

後ろのベンチに誰かが座った。


気にせず

時刻表を見ていた



「あんまり無理するなよ」


その声は…佐々木さん。


私は驚いて振り向こうとした


「大丈夫よ、これくらい」


そんな声がする。


え。


まさか、奥さん?


「困った奥さんだ」


そう笑う佐々木さん…


私には気づいていないようだった。

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