歪な愛のカタチ
『佐々木さんは毎日私以外の女と毎日私いるでしょ!!』
『佐々木さんが良くて私がダメなんて不公平だよ!』
私は怒鳴っていた。
私は間違っていない。
そう思ったから。
けど……
「それは…違う……香織は俺と別れたいの?」
別れる?
どうして…そうなるの…
「俺は結婚してる…今は帰らないて行けない場所がある」
結婚してる…そんなの知っている。
「もう少し……待っててくれるかな」
待つ?
『待って…どうなるの?』
「俺は香織と生きていきたいんだ」