歪な愛のカタチ
『えっ?』
扉の方を見ると
「香織」
笑顔で佐々木さんが近寄ってくる
『ど、どうしたんですか?資料室に用事ですか?』
少し私は驚いた。
だって、会社で佐々木さんと会うなんて、まず無い。
「最近…香織…冷たいなぁって」
その顔は笑顔だけど、どこか冷たい顔。
『そ…そんなこと、ないよ……』
危険かもっと思って後ずさりしたが、壁だった。
「ほら……今も逃げようとしてる」
そう言いながら、私を捕まえて
私の髪の毛を触りながら
私の頬に手を当てる。
まさか……
まさか……
「香織…」
そう言うと
唇を塞がれ
乱暴に服の上から
胸を揉んできた。