妖精さん!! 第1段階目
すると有我は、私に近寄り手首を掴んだ。
人の体に触る時は優しく接するのが、彼のセオリーなのか、こんなときでも優しく掴んでいる手首を見る。
ごつごつとした手と、その行動がミスマッチで、自然と笑いがこみ上げてきた。
「何笑ってんだよ。ほら、ここ座れ。」
そう言って彼が指指したのは、鏡台の前の小さめの椅子。
言っても無駄だと思うけど、これ私の鏡台だからね。
勝手に入り込んだくせに、命令すんなっての。
と思いつつも鏡台の前に座る私。
「おいっ!ドスンと座るな!猫背になるな!」
「は?なんで?いいじy
「モテたいんだろ?」
低い声で、目をギラつかせながら言う有我。
ううう。これも見返すため。見返すため!
そう必死で苛立ちを押さえて背筋を伸ばす私。
「お前素質はいいからなぁ。すぐ変わるぜ。ちょっと見てな。」
そういいながら、肩あたりまでのびるひとつ縛りの髪を触る有我を鏡ごしに見る私。
彼を見てると鏡ごしに目があった。
ニッと白い歯を見せると彼は髪を束ねていたゴムをスッとはずした。
ファサッと黒い髪が、なびき下に落ちた。
人の体に触る時は優しく接するのが、彼のセオリーなのか、こんなときでも優しく掴んでいる手首を見る。
ごつごつとした手と、その行動がミスマッチで、自然と笑いがこみ上げてきた。
「何笑ってんだよ。ほら、ここ座れ。」
そう言って彼が指指したのは、鏡台の前の小さめの椅子。
言っても無駄だと思うけど、これ私の鏡台だからね。
勝手に入り込んだくせに、命令すんなっての。
と思いつつも鏡台の前に座る私。
「おいっ!ドスンと座るな!猫背になるな!」
「は?なんで?いいじy
「モテたいんだろ?」
低い声で、目をギラつかせながら言う有我。
ううう。これも見返すため。見返すため!
そう必死で苛立ちを押さえて背筋を伸ばす私。
「お前素質はいいからなぁ。すぐ変わるぜ。ちょっと見てな。」
そういいながら、肩あたりまでのびるひとつ縛りの髪を触る有我を鏡ごしに見る私。
彼を見てると鏡ごしに目があった。
ニッと白い歯を見せると彼は髪を束ねていたゴムをスッとはずした。
ファサッと黒い髪が、なびき下に落ちた。