初恋も二度目なら
「小夜・・・」
「はい?」
「あの時も、おまえのことが好きだったから、つき合いたいと思ってカノジョにした。だが今は・・・“好きだ”という次元を超えて、おまえのことを愛してる」
「ぶちょ、う・・・」

私の目からツーッと流れ出た涙を、穏やかな笑みを浮かべた部長が、人さし指でそっと拭ってくれた。

「ぶちょ・・・わたし、も・・・好き。ずっと・・・愛してる」

泣きながらコクコク頷いた私に、部長はニカッと笑うと、「ずっと一緒にいような」と言って・・・顔を近づけた。

「・・・そろそろベロチューしてもいいか」
「うっ。まずは軽めに・・おねがいします」



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