初恋も二度目なら
「リキヤくんも一緒に遊びたいの?」としゃべりながら、おなかをなでている私を見て、悠里さんが「動いたのか?」と聞いてきた。

「うん」

悠里さんは、私の大きなおなかをなでながら、「相変わらず元気そうだなー、里希也」と言った。

そのとき、生徒さんの一人から、「予定日いつですか?」と聞かれた私は、「来月の15日なんです」と答えた。

「あら、そうなんですか。私は来月末なんですよー」
「近いですね」

なんて会話をしている向こうで、「早く甥に会いたいなぁ」と悠希さんが言っている。
そんなにぎやかで楽しい日常が、ごく自然だと思えて・・・。

すごく幸せだ。

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