黒い羽と嘘と執着

「だって彼女なのにそれっぽくないじゃん、だからデートでもしたらって思ったんだよねー
ま、護衛を兼ねて俺達もついていくけどね」



ノエルは含みのある笑みで燿を見る



「チッ……椿、買い物でも行くか?」



「え、あ、うん、そうだね
籠ってばかりも身体に悪いし」



「じゃあ決まりだな、明後日でいいか?」



「うん、大丈夫だよ!」



私が快諾すると直ぐにデートは現実の話になった




その後はどこに行くか皆で話して凄く楽しかった





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