セカンド☆ライフ
バインドでノイズを止めているので、ゆいりくんはまだ完全にはノイズに飲まれてません。

『ゆいりくん…苦しい?ごめんね…』

パミットでゆいりくんのほっぺに触ってみました。
ゆいりくんの温もりが伝わってくるような気がします。

『ゆいりくん、キスしてもいい?』

ゆいりくんにキスをしました。
あったかい…

『ゆいりくん、あの森の中に行こう』

私はゆいりくんをバインドで引っ張ってムーブしました。
ここならバインドが解けても誰にも迷惑かからないね。

『ゆいりくん、私が一緒にいるからね?淋しくないよ?ゆいりくんがゼロになるまで一緒にいるから…』

そしてゆいりくんがゼロになったら私もゼロになろう…
今の私にはゆいりくんしかいないから…
ゆいりくんのいないセカンドライフに意味なんてないもん…

『ゆいりくんは今頃ノイズと闘ってるのかな…手伝えなくてごめんね…』

私の時はゆいりくんが一緒に闘ってくれました。
だから私もそうしてあげたい…
でも私の能力じゃそれはできません…

『押さえつけることしかできなくてごめんね…無力だね私…』

《横峰、佐和田だ》

《佐和田さん?もう回復されたんですね》

《ああ、お前達のお陰でな》

《良かった》

《横峰、礼を言う、お前にも、水辺にもな》

《お礼だなんてそんな…》

《助けてもらったくせに何もしてやれなくて申し訳ない…すまんな…》

《しょうがないですよ…》

《俺は俺で助ける方法を探してみる、諦めるなよ》

《はい…ありがとうございます》

諦めるな…か…
ゆいりくんはまだ諦めてない?

『答えてよ…ゆいりくん…』
< 67 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop