彼と僕らの1年間
朝食をや身支度を済ませると学校に行く丁度いい時間になった。
靴を履き玄関の鏡で服を整え「行ってきます」と言いドアをあけ外に出ると、後ろから「行ってらっしゃい」と手を振りながら母さんは俺を見送った。
外では心地の良い暖かい風が吹いていた。
自転車にまたがると思いっきりペダルを踏み学校を目指した。
春最初の登校日はとてもワクワクする。
いつもの登校日とは全く違う感情が湧き上がるのだ。学年が上がる、クラスも変わる、新しい友達ができるかもしれない、そんな思いを巡らせ公園の真横を通り過ぎようとしたとき、いきなり公園から男の子が飛び出してきたのだ。ただ飛び出したのではなく両手を広げ止まれと言っているようだった。俺は思わず目をつむりブレーキを握り締めた。
ブレーキの軋んだ音があたりに響いた。
ゆっくり目を開けると俺は驚いた。
男の子はぶつかりそうになったのにも関わらず、両手を広げた状態で立っていたのだ。
ぶつかってもおかしくない距離なはず...なのになぜこの子は何も動じていないんだ!!
俺は何から言葉にしていいのかわからず男の子を見ることしかできなかった。
靴を履き玄関の鏡で服を整え「行ってきます」と言いドアをあけ外に出ると、後ろから「行ってらっしゃい」と手を振りながら母さんは俺を見送った。
外では心地の良い暖かい風が吹いていた。
自転車にまたがると思いっきりペダルを踏み学校を目指した。
春最初の登校日はとてもワクワクする。
いつもの登校日とは全く違う感情が湧き上がるのだ。学年が上がる、クラスも変わる、新しい友達ができるかもしれない、そんな思いを巡らせ公園の真横を通り過ぎようとしたとき、いきなり公園から男の子が飛び出してきたのだ。ただ飛び出したのではなく両手を広げ止まれと言っているようだった。俺は思わず目をつむりブレーキを握り締めた。
ブレーキの軋んだ音があたりに響いた。
ゆっくり目を開けると俺は驚いた。
男の子はぶつかりそうになったのにも関わらず、両手を広げた状態で立っていたのだ。
ぶつかってもおかしくない距離なはず...なのになぜこの子は何も動じていないんだ!!
俺は何から言葉にしていいのかわからず男の子を見ることしかできなかった。