この空の下でめぐり会う奇跡


ツレに「お前の見たの正解だった」
と告げると 「飲み会するか」
なんて 気を使ってくれて。


持つべき物はやっぱ友人だな。


飲み会を開催してくれたのだ。


だが・・・そこには女も集まってる。


「なんで女を呼んでるだよ」


まるで合コンかのように
男女の数まで合わせちゃって。


女って言っても知らない訳じゃない
同じ大学の仲間だから。


「一樹の失恋にカンパーイ」


待て!オレは失恋してない。。。
決まったわけじゃない。


「別れたの?それなら
あたしが立候補する!」


そう言って隣に座ったのが
鈴木まどかだった。


まどかは確かにきれいで
結構人気もあった。


「冗談は止めろよな」


「冗談じゃないよ
ねっ!さくら」


「あ…うん
言っていいのかな?」


言っちゃえ言っちゃえ!
みんなにのせられてさくらが言ったのは


「まどかはね 前から一樹のこと
好きだったんだよ」


って。。。


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