この空の下でめぐり会う奇跡


食べているとまた携帯が鳴る
相手は・・・美空。


無視をしていると


「鳴ってるよ 出なくていいの?」


「ああ大丈夫」


それでも鳴り続ける。


「彼女じゃないの?出なくていいの?」


「まどかも知ってるだろ
あいつはもうオレのことなんて
思ってないんだから」


「でも そんなに鳴り続けるということは
何か急用とか」


「まどかが心配しなくていいの」


「で・でも・・・」


「せっかくおいしい物食ってんのに
まずくなるだろ」


・・・とはいえ
少しは気になるのは確か・・・。


まだ嫌いになれてないから・・・。



< 16 / 204 >

この作品をシェア

pagetop