私-前編-
恋
ガララララ―…
「亜美〜!!めずらしく早いやん?
てか高原とラブラブ登校っすか〜!?」
朝からテンションが高いナツ。
『ちっ…違うしっっ
たまたま会っただけやし。』
………??
ナツと二人でじゃれてるとクラスの何人かの女子の視線をスゴイ感じた……
『ナツ‥授業サボらん?』
「うん!OK!!!」
私達はいつもの屋上へ向かった。
そして昨日の出来事を話した。
「マジ!?ほんまに運命ちゃん!?」
『んー‥私アキの事好きなんかなぁ…』
「てか高原も亜美の事好きっぽい」
ナツが言う。
『なんでよっっ!?』
そう言いながらも内心嬉しかった。
『な〜んかよーわからんけど、ナツに話して良かったわ!』
「…てか……
ナツも聞いて欲しい話あんねん…?」
深刻な顔したナツ。
『どしたん!?』
食い付く私