君といつまでも
次の塾の日はものすごく気が重かった。



朝からお母さんに「頭痛いかも」とか「なんか熱っぽいかも」とか、



いくつも塾を休むための伏線を張ったにもかかわらず、



「大丈夫よ!いってらっしゃぃ」



笑顔で送り出されてしまった。



あの日あの後、未来ちゃんからの電話。



「てかっ!なんで悠介と帰ってるの?全然意味わかんない!瞬は瞬で桃ちゃんと帰ってたし!もーなにがしたいの!あんた達」



「しかも、たぶん桃ちゃんって瞬のこと好きだよ?近々告白するって言ってた。瞬も瞬で女の子と2人でなんて今までなかったのに…」



「もうっ!しっかりしてよ…。あたしまで泣きたくなる」



あたしの涙につられたなんて言いながら、未来ちゃんは泣いてくれて、悲しいのと嬉しいのとでいつまでたっても涙が止まらなかった。



最後に未来ちゃんは


「がんばってね?」


そういつになく優しい言葉をくれた。

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