キミだから・・・



「そんなことより......日愛?
そろそろ準備しねぇと......やばいぞ?」



「やばいって?そんなこと.........」



眠い目を無理やりあけて時計をみると、



「......7時30分.........なんだ......」



あれ?いつも家を出る時間は........
......7時40分で...今は7時30分......



少し眠気の覚めた頭で考えると、
ことの重大さに気づいた。



「やばっ!遅刻する!!!」



私は布団から飛び起きて、制服に......



「ちょっと!大地はでてって!」



「なんだよ......日愛の裸なんて小さいころから見てるって」



「それは小さいころの話でしょ!
今は年頃の乙女なんだからっ」



「日愛が乙女ね......ないわー
まぁ早くしろよ?玄関で待ってるぞ!」



「わかった!」


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