きみに出会えた偶然、それは必然…
話題は下ネタになっており、四人とも全開になっていた…

パン『まよは人妻なんやなぁ(*^_^*)』

ナオ『人妻かぁ(笑)パン、不倫してみるんか?(笑)』

ぴーち『不倫なんてダメですよ(>_<)』

ナオ『二人って胸の大きさどれくらいあるん?(笑)』

深夜ということもあり、二人は答えてくれた(*^_^*)

パン『マジで?まよは浴衣着たら似合いそうやわ』

ナオ『ぴーちいいねぇぴーちは絶対、かわいいわ(笑)』

身の回りの話や若干の下ネタで話は盛り上がった。

お互いに初めて絡んだのだが、初めてということを感じさせないくらい、四人は会話を楽しんだ…

気付けば時計は4時をまわっていた…

ナオ『そろそろ眠いね…』
ぴーち『そうですね…』

ナオ『まよ、ぴーち。よかったらアドレス教えてくれやんかなぁ…できたらメールしたいんやけど…』

ナオはダメもとだった。しかし、ナオの予想に反する答えが返ってきた…

ぴーち『いいですよ(笑)』

まよ『いいですよ。』

パンもナオに乗っかってアドレス交換を申し込んだ。

そしてナオたちはアドレスを交換した。ナオはまよとぴーちと。パンもまよとぴーちと。まよとぴーちもアドレスを交換した。

お互いの本名をメールで教えあった。

直輝『俺は直輝って書いてなおきって言います。』

昌代『私は昌代って書いてまさよって言うよ(笑)』

美希『私は美希って言います(笑)よろしく。』

ナオは自分でもなぜアドレスを聞いたのかわからなかった…

ただ、チャ友(チャット友達)のままじゃ嫌だ…本能的にそう思っていたのかもしれない…

その日はそのまま眠りについた…

直輝の運命を変える大きな一日が終わった。

時計の針は5時を指していた…

窓ガラスが白く曇る、少し冷え込む朝だった…
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