きみに出会えた偶然、それは必然…
チャットとはいえ、あいさつをしてから話をするのが普通だ。

そしてそのあとにお互いの自己紹介をした。

ナオ『関西の理系大学の三回生です。今冬休みで実家に帰ってます(・ω・)ノ』

パン『関西のおっさんだよん。よろしく(笑)』

まよ『関西で主婦やってます(^^)vよろしくね』

ぴーち『関東の理系大学の大学院生です(^O^)今年卒業予定です(^-^)』

そう。ぴーちだけ関東だったのだ。

ぴーち『私だけ関東みたいですね( ̄∇ ̄|||)』

ナオ『まぁいいじゃん(笑)なかよくしよ(・ω・)ノ』

少し話をするうちに、ナオとぴーちには共通点があることがわかってきた。

ナオは大学の研究室に配属されて半年になり、研究が軌道に乗りかけていた。そして、将来大学院をめざしていた。

ぴーちも修士論文をまとめる段階に入っていたようで、お互いに研究者の卵ということで話が合った。

ナオ『へぇ(^-^)修士は大変なんやなぁ( ̄∇ ̄||)』

ぴーち『ナオもすぐにわかるよ(≧ω≦)』

ナオはぴーちをよき相談相手と感じた。

自分が目指す道を先に走っているぴーち。相談相手というよりは憧れの方が強かったのかもしれない…

時間が3時すぎということもあり、話題は段段と深夜のにおいを増してきた…

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