あの頃の私は知らない

いろんな事が。



チャイムが鳴り、教科の先生が入って来る。次の時間は国語だ。ずっと雅と話していたから教科書を出すのを忘れていた。急いですみれは教科書を探し、机を出す。そんな事ですみれが慌てふためいていると怜君が帰ってきた。




「ただいますみれ....って、今の授業って何?」



「........あ、あ....あと、国語だよ.....」




「あんがと。」


怜君はまたあの笑顔で私に微笑みかけてきた。


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