さかさまさか
日常
私は、昼と夜をさかさまに、生きている。
22時に起きて、10分程夜風に吹かれながら、たまに、鼻歌なんか歌いながら出勤する。

23時に始業のベルがなり、ベルトコンベアーに、人参を四本ずつおいたり、じゃがいもを、六個ずつ袋に詰めたりする。

山田さくら。24歳
勤続六年。
彼氏なし。若いからという理由で夜勤にまわされる。

さくちゃん、なんかいい話ないの?
えっこさん、そんなんあるわけないでしょ。
えっこさんは、昼は、喫茶店をしている。それだけでは、食べてけないのでということで、夜パートに来ているらしい。
若手の方であるが、年齢不詳である。

恋の一つや二つしなさいよ
と、元スナックのママの艶子さんが、手を洗いながら話しかけてくる。

24歳なんて、やりたい放題よ。と大笑いする。

やりたい放題!と三人で大笑いした。
これが私の日常。
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