悪魔なゾンビ少女
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コンビニにいた少女はふと時計を見上げた。
時間通りに進んでいるならそろそろ犯行が行われる時刻。
少女は立ち読みをやめて飲み物とチョコを手に取りレジへと向かった。
コンビニを出ると辺りは雨のせいもあるのか人通りは無いに等しい。
遠くには歩道橋が見える。
その時二人の人影が交わるのを目にした。
次の瞬間には二人の人間が一人になっていた。
そしてその一人の人間も足早に去っていった。
少女は飲み物を一口口にした後傘をさし、歩道橋とは反対の道へ歩いていった。
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