悪魔なゾンビ少女
次の日の学校が終わった後、少年三人と少女一人は殺すことを要求してきた少年の一人の部屋にいた。
家には四人以外誰もいない。
「でも何で殺さないといけないんですか?」
○○○○を殺すため、四人は方法やアリバイをどうするかなどの話し合いを始めようとしていた。
だが理由を聞かされていない実行犯となる、殺すことを要求された少年は疑問に思い口にした。
「俺らはなぁ、アイツにフラれたり、アイツのせいでフラれたりしたんだよ」
一人の少年がそう疑問に答えた。
他の二人も頷く素振りをしている。
くだらない理由。
これを聞いたら誰もがそう言いそうな理由だった。
尋ねた少年は暫く黙ったままだったが、やがて
「そう…なんですか」
とだけ答えた。
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