悪魔なゾンビ少女
*****
美香は放課後の教室で見聞きした事を直樹に全て話した。
「それは冗談じゃないのか?」
「残念ながらね」
直樹の問いかけに、美香は肩を下げながら答えた。
それを聞いた直樹は盛大に溜め息を吐いた。
「アホだろう」
「それを言ってどうにかなるならとっくに言ってる」
呆れ顔で言う直樹に美香も同様な顔つきをした。
「で、これは何に使うんだ?」
どうにもならない事は直樹にも美香にも解っていた。
解っていたから直樹は机の上に置かれている盗聴を指差し話を進めた。
「どうにもならないなら手を打つ必要があるでしょ?」
「成る程」
笑みを浮かべて答える美香に直樹は納得し、頷いた。
そして―
「その為の盗聴器って訳か」
美香と同じ笑みを浮かべ直樹は言った。
*****
美香は放課後の教室で見聞きした事を直樹に全て話した。
「それは冗談じゃないのか?」
「残念ながらね」
直樹の問いかけに、美香は肩を下げながら答えた。
それを聞いた直樹は盛大に溜め息を吐いた。
「アホだろう」
「それを言ってどうにかなるならとっくに言ってる」
呆れ顔で言う直樹に美香も同様な顔つきをした。
「で、これは何に使うんだ?」
どうにもならない事は直樹にも美香にも解っていた。
解っていたから直樹は机の上に置かれている盗聴を指差し話を進めた。
「どうにもならないなら手を打つ必要があるでしょ?」
「成る程」
笑みを浮かべて答える美香に直樹は納得し、頷いた。
そして―
「その為の盗聴器って訳か」
美香と同じ笑みを浮かべ直樹は言った。
*****