悪魔なゾンビ少女
「…」
直樹は目の前の出来事を表面上は無表情を保ちながら静かに眺めていた。
学外の人間がいると言うことを誰にも気付かれず、そして手に握っているものに気付く人間もまた居なかった。
直樹が野次馬の外へ目を向けると、この事態の終息を悟り顔を背けた。

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