AveniR-アヴニール-
「レシオの事なんだが、

俺が殴る前にあいつの手に触れて気がついたんだが…

体が熱かったんだ。」

「ああ。」

「俺の考えが正しければ、

レシオはあのウイルスに感染してるかもしれない。」

俺がそう話したら、

「ああ。レシオは確実に感染してる。」

リフィルはそう答えた。

この時、俺はカッとなってしまった。

「なっ…!それはマズイだろ!

あのウイルスは軽く考えるものじゃない!
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