AveniR-アヴニール-
そして、

木と木の間に光が差し込んだ。

もうすぐ村にたどり着くという事だ。

そして、光を通りすぎたら

そこには、

俺の知らない世界で溢(アフ)れていた。

コンクリートのない地面。

バラバラに設置(セッチ)されたテントや木製(モクセイ)の家。

いや、木製というよりか

木の枝で出来た家だな。

そしてさまざまな人種。

褐色肌の人間もいれば、

小麦色の肌の人間もいる。

ここが、デトリュシエータ人の村…?
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