AveniR-アヴニール-
「…フィリップ、少しニコルを頼む。」

「おい、レシオ!何を…!」

フィリップが言い終わる前に

俺はイデアルシアの軍人の方へ走った。

もちろん、軍人はライフルを撃ってくるが、

俺は弾を素早く避ける。

だけど、相手の弾切れを待つんじゃきりがない。

そこで俺は

さっきの男から奪った銃で

ベルト状にぶら下がってる

ライフルの弾の列を撃ち抜いた。

「なっ!?」

突然の弾切れに動揺(ドウヨウ)してる隙に
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