結婚しても恋愛中だもん

葛藤

休日には、勇くんとベビー用品を買いに
デパートへ

勇くんと相談して、性別は聞かない事に
した。
どちらでも、私達の可愛い子供だから。

「これとか、これもいいなぁ‼︎」

「そんなに要らないよ!すぐ着れなく
なるって、子持ちの友達が言ってたし」

「まぁ、親父達もなんだかんだ持ってくるしなぁ〜」

そうなんだよね〜。両方の親達が
あれこれ買ってきて我が家は今、荷物でいっぱいなわけで…。

「産着はたくさんあってもいいし、これにしよう。ねぇ勇くん。」「そうだな」

家にいることが多いからって勇くんが
たまには外食して帰ろうって。

有機野菜を使ったものを出すレストランで、食事して、帰宅した。

「お風呂準備してくるから、彩はゆっくりしてて。」
「ありがとう。」私は買ってきたものを
片付けてソファーに座る

疲れていたのか、眠ってしまっていた。


「彩??起きて、お風呂入ろう?」
「あっ、ごめん、寝ちゃってたね。」
一人じゃ危ないと言い張り二人でお風呂
手をつないでゆっくり浴槽にはいり、
ふっくらしたお腹を撫でた。

「元気に育てよ〜。」「ふふふ」
今から勇くんのパパぶり拝見。

「胸、大きくなって。」
「あ〜。妊婦だしね」

「ちょと、マッサージなぁ‼︎」
「たくさんお乳出るように。」ニヤニヤする勇くん。
一人満足そうにしていた。
おバカの勇くん。




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