男装騎士~あなたの笑顔護ります~
「ちょっ、なにすんのよ!」
腕を外そうとするけど、男の力には敵わない。
なんか、ムカつく。
自分の身を守る為にと、父から習った護身術。
使うことないからすっかり忘れてたけど、今が使うときじゃない?
護身術をなんとか使い、男の腕から抜け出すと、男に一発蹴りをお見舞いする。
「てめえ!」
逆上した男たちは私に襲いかかってくる。
その手には、いつの間にか剣が握られていた。